三里松原海岸(岡垣浜)

遺跡名称三里松原海岸(岡垣浜)
遺跡名称(ふりがな)さんりまつばらかいがん(おかがきはま)
地方九州・沖縄
都道府県福岡県
所在地福岡県遠賀郡岡垣町三里松原海岸
所在地(ふりがな)ふくおかけんおんがぐんおかがきまちさんりまつばらかいがん
種類漂着地
時代
  • 中世細分不明
  • 近世細分不明
  • 明治時代
立地砂浜
範囲
現状現在も自然海岸が残るが、波の浸食を受け、浜崖を形成する箇所もある。
周知の有無
内容

1978年に新松原海岸の射爆撃場が自衛隊から返還された。返還に伴い、同年に新松原海岸が一般開放されて以来、地元の添田征止氏が海岸に漂着する陶磁器などを採集し続けている。破片数で数万点以上はあろうか、全く壊れていない完形品だけでも数百点を数える。

遺物

中世から近世、近代までの陶磁器を中心とした遺物。特に九州北西部で近世に生産された肥前陶磁が多くを占める。

遺構

なし

文献

野上建紀1998「海揚がりの肥前陶磁」『有田町歴史民俗資料館研究紀要』7号 p1-26
野上建紀・添田征止2006「陶磁器漂着のメカニズム」『水中考古学研究』2号
中野雄二・添田征止・佐々木達夫・野上建紀2009「岡垣浜採集品からみる波佐見焼の流通」『海の道その遺産と考古学』シンポジウム資料 p67-73

特記事項
写真野上建紀撮影
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