波戸岬西岸海底碇石集積地

遺跡名称波戸岬西岸海底碇石集積地
遺跡名称(ふりがな)はどみさきせいがんかいていいかりいししゅうせきち
地方九州・沖縄
都道府県佐賀県
所在地唐津市鎮西町大字波戸地先海面
所在地(ふりがな)からつしちんぜいまちおおあざはど   
種類遺物(碇石) 
時代近世細分不明
立地海底(水深18~25m)
範囲東西30m・南北50m
現状発見時のまま
周知の有無
内容

なし。地元漁業従事者(潜水業)およびダイビングショップ経営者の情報に基づき、本原簿作成者が確認の目的で潜水目視調査を実施したのみ(平成20)。
水深10m~25mにかけてのゴロタ石と大岩の急斜面地上と、同斜面下砂原上に遺物が分布。

遺物

碇石(所謂「和船」タイプ)6点以上。
最大のもので全長90cm・幅13cm・厚7cm(凝灰系砂岩の加工石材)

遺構

なし

文献
特記事項

同地点は、豊臣秀吉の朝鮮出兵における島津義弘陣跡(国指定特別史跡)に接した小規模 な入江の進入部海底に該当し、陣跡西端曲輪群の直下に当たる。その段階での頻繁な船舶の出入りは資料上でも確認できるが(『薩藩旧記雑録』所収文書)、発見資料との関係は不明。

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